2ヶ月ほど前から、特定のページにアクセスするとGoogle Chrome がずっと「待機しています」という表示のままページが読み込まれないという現象が発生していました。
同じページをSafariで開くとサクサク表示できるのでネットワーク自体の問題ではなさそうです。Chromeのキャッシュを削除したりインストールし直したりと色々やっても解決しなかったのですが、なんとESET(ウィルスソフト)が原因でした。
同じことに悩んでいる方がいるかもしれないのでここに記録を残しておきます。
ESETが原因か調べる
まず、私の環境での原因だったESETがあなたの環境でも原因なのか調べましょう。メニューバーにあるアイコンからESETを起動します。
そうすると下図のよう画面が表示されるので「Webとメール」をクリック。
そうしたら保護の設定画面が出てくるので、まずはWebアクセス保護を無効にしてみましょう。
下図のような警告が出てきますが、気にせず「無効にする」をクリック。
これで無効になりました。
そうしたら、Chromeを再起動して「待機しています」になるサイトを表示してみてください。これで「待機しています」が出ずにサクッとサイトが表示されたらこの設定が原因なので次に進みましょう。
もし、無効にしても状況が変わらない場合は、次の次で紹介するキャッシュのクリアを試してみてください。
ESETのWebアクセス保護の設定リセット
では、再び「Webアクセス保護」を有効にしましょう。これで再び「待機しています」が出るようになると思います。ここからこれを解決していきます。
まず「Webアクセス保護」の「設定」をクリックして設定画面を開きます。
設定画面の左下にある「既定」をクリックしましょう。そうすると初期値にリセットされます。もし、この画面をカスタマイズしている方は設定をメモっておきましょう。
以上で終了です。やったことはWebアクセス保護の設定をリセットしただけです。
これで再びChromeで「待機しています」がでるサイトを見てみてください。サクサクと表示されるようになっているはずです。
原因はよくわかりませんが、何らかのきっかけでこの設定が壊れてしまったのかなと思います。
これでもダメだとなると、次にやることはESETの再インストールですね。それでもダメならESETのWebアクセス保護を無効にするしか手がないかもしれません。
DNSキャッシュが原因の場合の解決法
ESETを無効にしても症状が変わらない場合はChromeのDNAキャッシュに問題がある可能性があります。私がネット探して最初に試した方法になります。
ESETが原因でないならやってみる価値はあると思います。
まず、アドレスバーに次のように入力します。
chrome://net-internals/#dns
すると、DNSのキャッシュ画面が表示されるので、「Clear host casche」をクリックします。
私のChromではこの問題解決のためにキャッシュのクリアしたり色々した後のためか、ボタンしか表示されていません。DNSキャッシュが保存されていれば、その情報が表示されるようです。この画面のように何も表示されない場合はキャッシュがないのでクリアする意味はあまりないかもしれません。
なにはともあれ、これでDNSキャッシュがクリアされ「待機しています」が解決されることがあるようです。
いかがだったでしょうか?
最初はESETが原因だと思わ再インストールなどして大分時間を無駄にしました。ESETに限らずウィルス対策ソフトを使っている場合、パソコンが重くなったら原因の一つとして必ず疑うようにしたほうがよいです。良い教訓でした。
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