公式ディレクトリに公開したプラグインを更新するときに、いつもやり方を忘れるので防備録として残しておきます。
今回はLow-Key Toolbarというプラグインの更新作業を行いました。
大まかな流れは下記のようになります。
- チェックアウト
- 修正したファイルをtrunkへ入れる
- tagsへコピー
- コミット
順番に見ていきましょう。
チェックアウト
ローカルにチェックアウトしていない場合はまずチェックアウトします。
適当なディレクトリを選択してチェックアウトしましょう。すでにチェックアウト済ならこの作業は必要ありません。
例えば私の場合はホームディレクトリにsvnというフォルダを作りその中にプラグイン名のフォルダを配置しています。ターミナルを開いて下記のコマンドで該当ディレクトリに移動します。
$ cd svn/low-key-toolbar
ディレクトリを移動したらチェックアウトコマンドを入力してチェックアウトしましょう。
$ svn checkout http://plugins.svn.wordpress.org/low-key-toolbar/
ディレクトリの中身を念のため確認。下記のようになっていればOKです。
$ % ls
assets tags trunk
更新するファイルをtrunkにコピー
trunkの中に更新したいプラグインのファイル一式をコピーします。これはコマンドでやる必要はありません。ドラッグ&ドロップでコピーなどやりやすい方法でコピーしましょう。
また、readme.txtとメインファールのバージョンを変更し忘れていないか最終確認しておきましょう。
trunkにコピーが完了したらその中身をtagsへコピーします。こちらはコマンドを使用します。例えばバージョンを1.1.0にしたい場合は下記のように入力します。tags/の後ろに適切なバージョンを入力しましょう。
% svn cp trunk tags/1.1.0
正常に終了すると次のように表示されます。
A tags/1.1.0
コミットする
あとはコミットすれば完了。次のようにコマンドを打ちます。コメントの部分はわかりやすいように書けば何でもOKです。
% svn commit -m "ver 1.1.0"
処理が表示され、最後に「コミットしました」と表示されると無事に完了です。
追加しています tags/1.1.0
追加しています tags/1.1.0/admin
置換しています tags/1.1.0/admin/class-low-key-toolbar-admin.php
追加しています tags/1.1.0/build
送信しています tags/1.1.0/build/index.asset.php
送信しています tags/1.1.0/build/index.js
追加しています tags/1.1.0/includes
追加しています tags/1.1.0/languages
追加しています tags/1.1.0/low-key-toolbar.php
追加しています tags/1.1.0/readme.txt
追加しています tags/1.1.0/src
送信しています tags/1.1.0/src/sidebar/sidebar.js
追加しています tags/1.1.0/uninstall.php
送信しています trunk/admin/class-low-key-toolbar-admin.php
送信しています trunk/build/index.asset.php
送信しています trunk/build/index.js
送信しています trunk/low-key-toolbar.php
送信しています trunk/readme.txt
送信しています trunk/src/sidebar/sidebar.js
ファイルのデータを送信しています ............done
Committing transaction...
リビジョン 2882462 をコミットしました。
更新通知がきているか確認
これが一番ドキドキするところですね。少し時間をおいてからプラグインをインストールしているWordPressで確認してみましょう。
無事に更新が表示されていれば一安心。
あとは更新して問題なく動作することが確認できれば完了です!
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