今更ですが色々な問題も出尽くしたと判断して、MacBook ProのOSをMojaveからBig Surにアップデートしました。そうしたらGitとnodeが使えなくなったのでその対応をメモしておきます。
ちなみに、今回はクリーンインストールではなく上書きインストールです。クリーンインストールした場合は違うと思うのでご注意ください。
MojaveからBig Surは内部的に大きく変わっているのでTimeMachineをつかったデータの移行は上手くいきません(一度やってみたのですがデータの移行に失敗)。
クリーンインストールする場合もデータの移行が単純なコピーではダメな可能性があるので最初は上書きインストールの方がよいと思います。
どうしてもクリーンインストールしたい場合でも、一度上書きで Big Sur に移行してからクリーンインストールをした方が良いでしょう。二度手間で面倒ですが…
Big Sur でGitを使えるようにする
ターミナルで Git を実行すると次のようなエラーが表示されます。
$ git
xcrun: error: invalid active developer path (/Library/Developer/CommandLineTools), missing xcrun at: /Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/xcrun
これは XCode の Command Line Tools をインストールすることで解決します。 下記コマンドを打ち込みましょう。
$ xcode-select --install
そうすると、「コマンドラインデベロッパーツール」をインストールするか聞いてくるダイアログが出てくるので、インストールを選択します。
そうするとイストールが始まるので終了するまで待ちましょう。インストールが完了したら Git が使えるようになっています。
% git --version
git version 2.30.1 (Apple Git-130)
nodeを使えるようにする
今回は上書きアップデートだったのでnodeはすでにインストールされているはずなのですが、何故か動きません。
nodebrew で確認しても下記のようにnodeのバージョンは正常に表示されていました。
% nodebrew ls
v12.10.0
current: v12.10.0
パスが通ってない?と思ってよく考えたらシェルをbashからzshに変えたことを忘れていました。そこで下記のコマンドで zsh にパスを通します。
echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.zprofile
これでターミナルを再起動すれば、nodeが使えるようになりました。
% node -v
v12.10.0
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